iDeCo 運用状況(2025年12月9日時点)

私は数年前から iDeCo で毎月コツコツ積み立てを続けています。今回、資産残高をまとめたところ、以下のようになりました:

  • 拠出金累計:547,495円
  • 評価額(現在):973,768円
  • 含み益(評価額 − 拠出金):約426,273円

つまり、拠出した金額のほぼ2倍近くに資産が育っており、思った以上の成果に少し驚いています。

各ファンド別の状況

運用しているファンドと、それぞれの状況は次の通りです:

ファンド資産残高含み益
SBI・全世界株式インデックス・ファンド292,791円約125,570円
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス194,502円約86,438円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)486,475円約221,691円

このように、どのファンドもプラスになっており、特に米国株(S&P500)を対象としたものが最も利益を伸ばしています。

なぜこのような結果になったか

私の場合、以下のような理由でこのような結果になったと考えています:

  • 長期・分散・積立の効果:複数の地域(全世界・先進国・米国)に分散投資。ひとつの国・地域・銘柄に偏らずリスク分散。これにより、どこかが値下がりしても他で補える可能性があります。
  • 時間を味方につける投資:何年もコツコツと掛け金を入れてきたことで、少額ずつでも資産が積み上がり、複利や平均取得単価の平準化の恩恵が出てきたと感じます。

注意している点(リスク)

ただ、よい結果ばかりではありません。次のような注意点も頭に入れています:

  • 価格変動リスク:株式を中心としたファンドは、株価の変動を直接受けます。経済状況の変化や企業業績、世界情勢などで大きく値下がりすることもあります。
  • 為替変動リスク:海外株式を通じた投資は、為替レートの影響を受けます。たとえドルベースで値上がりしていても、円高になれば円換算での価値は減る可能性があります。
  • 保証のない運用:投資信託は元本保証ではなく、得られるリターンも将来保証されているわけではありません。あくまで「自分の経験・結果」のひとつとして捉える必要があります。

今後の方針

また、必要に応じて掛け金・資産配分を見直す可能性もあります。ただし、頻繁なスイッチングは運用効率を下げる可能性があるとされているので、むやみに動かさないように心がけたいと思います。

まとめ

私にとって iDeCo は、少額からでも老後資金づくりや中長期の資産形成を地道に続けられる手段でした。今回のようにプラスになったことで、投資の考え方や「時間を味方にする」大切さを改めて実感しました。もちろん、今後も変動やリスクはあると思いますが、「あくまで自分の資産の一部」「長い目で見た運用」として、無理せず続けていきたいと思います。

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