「Perplexityで投資リサーチしてるけど、最近Gensparkってよく聞くな…どう違うの?」
AI検索ツールの進化が早すぎて、何を使えばいいか迷いますよね。私もPerplexityをメインで使っていたのですが、試しにGensparkで同じ銘柄を調べてみたら出力の形式がまったく違って驚きました。「どっちが優れている」ではなく、「どっちが何に向いているか」という話だと気づいたんです。
この記事でわかることは3つです。
- GensparkとPerplexityの特徴・できること・できないことの違い
- 投資リサーチでの実際の使い方とプロンプト例
- 「この調べ物はGenspark、この調べ物はPerplexity」という使い分けの基準
両方を使い込んでわかった「賢い併用術」を、投資リサーチの具体例とともに紹介します。
Gensparkとは?まず基本を押さえよう
Genspark(ジェンスパーク)は2024年に登場したAI検索エンジンです。最大の特徴は「Sparkpage(スパークページ)」という独自のアウトプット形式にあります。
通常の検索エンジンはリンクの一覧を返しますが、GensparkはWeb上の情報を収集・整理した上で「読めるページ」として1枚にまとめて出力します。テーマページを自動生成するイメージです。
一方Perplexity【パープレキシティ:2022年創業のAI検索スタートアップ。回答と一緒に情報源(ソース)を明示する点が特徴的で、AI検索の先駆け的存在】は、質問に対してAIが回答を生成しながら参考文献を提示するスタイルです。
| 項目 | Genspark | Perplexity |
|---|---|---|
| 出力スタイル | Sparkpage(まとめページ形式) | 回答+ソース引用形式 |
| 強み | テーマを俯瞰的に整理・比較 | 最新情報・Q&A形式の深掘り |
| 情報鮮度 | ○ Web検索ベース | ◎ リアルタイム検索 |
| ソース明示 | ○ まとめ内に記載 | ◎ 番号付きで詳細に表示 |
| 無料プラン | ◎ 基本無料 | ◎ 基本無料(Pro版あり) |
| 日本語対応 | ○ 対応(英語の方が精度高め) | ◎ 日本語も高精度 |
| 投資リサーチ向き度 | ◎ 銘柄の全体像把握に最強 | ◎ 最新ニュース・決算確認に最強 |
「どちらが上か」ではなく、使い分けることで最強のリサーチ環境が手に入ります。
Gensparkの使い方:投資リサーチの基本手順
ステップ1:Gensparkにアクセスして検索する
genspark.aiにアクセスし、検索窓にテーマや銘柄名を入力します。アカウント登録なしでも使えますが、登録すると検索履歴の保存や高精度モードが利用できます(2026年3月時点)。
ステップ2:Sparkpageが生成されるのを待つ
検索後、Gensparkが自動的にSparkpageを生成します。通常10〜20秒ほどかかります。完成したページには目次・概要・詳細・比較表・関連情報などがセクション別に整理されて表示されます。
ステップ3:ページ内のチャットで深掘りする
Sparkpageが表示された後、ページ内のチャット機能で追加質問ができます。「このセクションをもっと詳しく」「他の銘柄との比較を追加して」といった形で、生成されたページをベースに会話を続けられるのが便利です。
ステップ4:ページを保存・共有する
作成したSparkpageはURLで保存・共有できます。投資メモとして使ったり、後で見返したりするのに活用できます。
活用例:投資リサーチ別の使い分け実例
ケース①:気になるETFの全体像をつかみたい(Genspark向き)
「VOO【バンガード S&P 500 ETF:米国の代表的な500社に分散投資できるETF。長期投資家に人気】について調べたい」という場面ではGensparkが光ります。
Gensparkに「VOO ETF overview」と入力すると、基本情報・運用会社・経費率・過去のパフォーマンス・競合ETFとの比較・リスク特性が1ページにまとまって出力されます。これを見るだけで「VOOとは何か」の全体像が5分で把握できます。
一方で同じ質問をPerplexityにすると、Q&A形式で特定の質問に答えてくれますが、「全体像を一覧で把握する」という点ではGensparkのSparkpageに軍配が上がります。
ケース②:決算発表後の最新動向を即確認したい(Perplexity向き)
「エヌビディア【NVIDIA:半導体大手。AI向けGPUの需要急増で急成長した米国株】の直近決算の内容を教えて」という場面ではPerplexityが強いです。
Perplexityはリアルタイム検索で最新のニュース記事や決算発表資料を参照しながら回答してくれます。ソース番号も明示されるため「どの情報源からの情報か」が一目でわかる安心感があります。
ケース③:複数銘柄を横並びで比較したい(Genspark向き)
「VTI vs VOO vs VT、どれがNISA積立に向いているか比較してほしい」という場面でもGensparkが便利です。
Gensparkに複数銘柄を並べて入力すると、比較表形式のSparkpageを自動生成してくれます。「自分でスプレッドシートを作るほどでもないが、ざっくり整理したい」というニーズにぴったりです。
Genspark vs Perplexity:投資リサーチ用途の総合比較
| リサーチ用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 銘柄・ETFの全体像把握 | Genspark◎ | Sparkpageで一覧化が速い |
| 最新決算・ニュース確認 | Perplexity◎ | リアルタイム検索+ソース明示 |
| 複数銘柄の横断比較 | Genspark◎ | 比較表を自動生成してくれる |
| 「〇〇とは?」の概念理解 | どちらもOK | 好みのスタイルを選んで |
| 業界・セクターのトレンド調査 | Genspark◎ | テーマページとして体系的にまとまる |
| 特定の数字・データを素早く確認 | Perplexity◎ | Q&A形式で一問一答が速い |
| リサーチ結果を保存・共有 | Genspark◎ | SparkpageのURLで共有可能 |
| 日本語の最新情報 | Perplexity◎ | 日本語精度・鮮度ともに高い |
私の実際のフローは「Gensparkで全体像を把握 → Perplexityで最新情報を補完」です。両方を使うことで、速さと深さの両立ができています。
知っておくと安心!注意点と限界
- どちらも投資判断の根拠には使わない:GensparkもPerplexityも「情報収集・整理ツール」です。「AIが良いと言ったから買った」は危険です。最終的な投資判断は必ず自己責任で、公式の目論見書・企業IR資料・信頼できる情報源を確認した上で行いましょう。
- Gensparkの日本語精度はまだ発展途上:2026年3月時点では、英語での検索の方がSparkpageの精度・情報量が高い傾向があります。日本株や日本語コンテンツをリサーチする場合はPerplexityの方が使いやすいケースが多いです。
- 生成内容に誤りが混じることがある:AIツール全般に共通する注意点です。数字(経費率・配当利回りなど)はSparkpageに記載があっても、公式サイトで裏取りする習慣をつけましょう。特に重要な数値は必ず一次ソースを確認してください。
- Perplexityの無料版は検索回数に制限がある:Perplexity無料版は1日の利用回数に制限があります(仕様は変更される可能性あり)。毎日ヘビーに使う場合はPro版(月20ドル程度)への移行も選択肢です。Gensparkは基本的に無料で使えます。
- どちらもリアルタイムの株価は表示されない:最新の株価・為替レートの確認には専用の金融サイト(Yahoo!ファイナンス・TradingViewなど)を使いましょう。AIツールはあくまで「情報を整理・解説するツール」であり、取引ツールではありません。
よくある質問(Q&A)
Q1. GensparkはPerplexityの代替として使えますか?
「代替」というより「役割が違う相棒」と考えるのがしっくりきます。Perplexityは最新情報の素早い確認とQ&A形式の深掘りに強く、Gensparkはテーマを俯瞰する整理まとめページ(Sparkpage)の生成に強いです。どちらか一方に乗り換えるよりも、両方を用途に応じて使い分けるのが最も効果的な使い方です。
Q2. Gensparkは日本語で使えますか?
日本語での検索・出力に対応していますが、英語と比較すると精度・情報量がやや落ちる場合があります。日本株や日本のETFのリサーチには日本語で入力しても問題なく使えますが、グローバルな銘柄(米国株・海外ETFなど)は英語で検索した方が質の高いSparkpageが得られることが多いです。
Q3. 無料で使い続けられますか?
2026年3月時点では、Gensparkは基本的に無料で使えます。Perplexityも無料プランがあり、日常的なリサーチ程度であれば無料で十分です。ただし両サービスとも有料プランへの誘導機能があり、今後の料金体系は変更される可能性があります。公式サイトで最新の料金情報を確認することをおすすめします。
Q4. SparkpageはどのようにNISA・iDeCoのリサーチに使えますか?
「NISA おすすめETF 比較」「eMAXIS Slim 全世界株式 概要」などのキーワードでSparkpageを作成すると、商品の特徴・コスト・運用実績が1ページにまとまります。NISA口座開設前の銘柄選定や、つみたて投資枠で迷っている時の「まず全体像を把握する」ステップに特に便利です。
Q5. PerplexityのPro版は投資リサーチに必要ですか?
個人投資家の日常的なリサーチであれば無料版で十分なケースがほとんどです。Pro版では高性能AIモデルの利用・ファイルアップロード・高度な検索機能が追加されます。「毎日大量にリサーチしたい」「PDFの決算資料を読み込ませたい」という使い方を検討している方にはPro版の価値があります。まず無料版を1〜2週間試してから判断するのがおすすめです。
まとめ:GensparkとPerplexityは「競合」じゃなく「最強コンビ」
- Gensparkは「テーマ・銘柄の全体像をSparkpageで1枚にまとめる」整理力が強み。銘柄の初回リサーチや複数商品の横断比較に最適
- Perplexityは「最新ニュース・決算・Q&A形式の深掘り」に強み。ソース引用が明確で情報の信頼性確認がしやすい
- 投資リサーチの黄金フローは「Gensparkで全体把握 → Perplexityで最新情報補完」。2つを組み合わせることで速さと深さを両立できる
「Perplexityしか使っていなかった」という方は、ぜひ次の銘柄リサーチでGensparkも試してみてください。出力の形式が全然違うので、「こんな使い方があったのか」という発見があるはずです。まずは気になるETFや銘柄名を1つ入力するだけでOK。新しいリサーチツールを手に入れた日から、情報収集のスピードが変わりますよ。

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