「Excelで積立記録はつけてるけど、グラフ化するのが面倒で更新が止まってる…」
そんな悩み、Microsoft Copilotが一瞬で解決してくれます。
Copilot【コパイロット:MicrosoftのAIアシスタント機能】をExcelで使えば、「この表から月別積立グラフを作って」と話しかけるだけで、棒グラフ・折れ線グラフが自動生成されます。ChatGPTに頼んで別ツールに移動する必要もなく、Excelの中で完結します。
この記事では、NISA・iDeCoの積立実績をExcel管理している方向けに、Copilotでグラフを自動化する手順を丁寧に解説します。
Copilot in Excelとは?3分でわかる概要
Copilot in Excelは、Microsoft 365に搭載されたAIアシスタントです。Excelのシート上でチャット形式で指示を送ると、データ分析・グラフ作成・数式生成などを自動で実行してくれます。
| できること | できないこと |
|---|---|
| グラフの自動生成(棒・折れ線・円グラフ等) | インターネットからリアルタイム株価を取得 |
| 「前月比でどう変わった?」の自然言語分析 | 他ファイルのデータを横断参照(原則同一ブック内) |
| SUMIF・VLOOKUP等の数式を会話で生成 | マクロ(VBA)の自動実行(別途設定が必要) |
| テーブルの条件付き書式をAIが提案 | PDF・画像ファイルの直接読み込み |
利用条件:Microsoft 365 Personal(月額1,490円~)以上のサブスクリプションが必要です。Windows版・Mac版・Web版(Excel Online)で利用可能。
準備:積立実績をExcelで管理する基本テーブル
Copilotが分析しやすいよう、まず積立データを「テーブル形式」で整理しておきましょう。
推奨テーブル構成(例)
| 年月 | 積立額(円) | 評価額(円) | 含み損益(円) | 利回り(%) | 銘柄 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025-01 | 33,333 | 34,200 | +867 | +2.6 | S&P500 |
| 2025-02 | 33,333 | 35,800 | +2,467 | +3.7 | S&P500 |
| … | … | … | … | … | … |
このままだと「ただの数字の羅列」ですが、Copilotがいれば3分後にはグラフに変わります。
Copilotでグラフ自動生成!ステップ別手順
STEP 1:ExcelでCopilotを開く
- Excelを開き、積立データのシートを表示
- リボン上部の【ホーム】タブ → 右端の【Copilot】ボタンをクリック
- 画面右側にCopilotチャットパネルが開く
※【Copilot】ボタンが表示されない場合は、Microsoft 365のライセンスを確認してください。
STEP 2:テーブルを選択してCopilotに認識させる
- 積立データの表(ヘッダー含む)をドラッグで選択
- 【挿入】→【テーブル】でテーブル形式に変換(推奨)
- テーブルに変換すると、Copilotがデータ範囲を自動認識してくれる
STEP 3:チャットで「グラフを作って」と指示する
Copilotのチャット欄に以下のように入力して送信するだけです。
「年月ごとの評価額の推移を折れ線グラフで見せて」
「積立額と評価額を月別で比較できる棒グラフを作って」
「利回りの変化を折れ線グラフにして、新しいシートに追加して」
日本語で話しかけてOKです。グラフの種類を指定しなくてもCopilotがデータに合った種類を提案してくれます。
STEP 4:プレビュー確認 → シートに追加
- Copilotがグラフのプレビューを表示
- 内容を確認して【+新しいシートに追加】をクリック
- グラフ専用シートが自動作成されて完成
以上、操作時間は慣れれば1〜2分です。毎月データを1行追加するだけでグラフが自動更新されます。
NISA・iDeCo管理での活用パターン3選
パターン①:NISA積立実績の資産推移グラフ
つみたて投資枠・成長投資枠をそれぞれ記録し、Copilotに「2つの枠の月別積立額を積み上げ棒グラフにして」と指示。ひと目で「年間投資枠をどれだけ使ったか」が把握できます。
パターン②:iDeCo節税効果の可視化
毎月の拠出額と所得控除額をExcelに記録し、「年間節税額の推移を棒グラフで」と指示。「iDeCoって本当に節税になってる?」が数字で確認できて、続ける意欲が上がります。
パターン③:複数銘柄の含み損益比較
S&P500・FANG+・オルカンなど複数銘柄を管理している場合に最適。「銘柄別の含み損益を月次で折れ線グラフにして」と指示すると、どの銘柄がどのタイミングでパフォーマンスが変わったか一目瞭然です。
Gemini×スプレッドシート vs Copilot×Excel 比較
| 比較項目 | Copilot × Excel | Gemini × Googleスプレッドシート |
|---|---|---|
| 利用料金 | Microsoft 365(月1,490円~) | Google Workspace(無料プランあり) |
| グラフの精度 | 高い(Excel本来のグラフ機能をフル活用) | 高い(スプレッドシートのグラフ機能) |
| 既存ファイルとの連携 | 既存.xlsxファイルをそのまま使える | Googleドライブへのインポートが必要 |
| 日本語指示の精度 | 高い | 高い |
| オフライン利用 | デスクトップ版は可能 | 不可(要インターネット) |
| マクロ・VBA連携 | 設定次第で可能 | Google Apps Script連携 |
「すでにExcelで家計簿を管理している」なら迷わずCopilot×Excelが最短ルートです。ファイル移行もゼロ、使い慣れたインターフェースのまま始められます。
知っておくと安心!注意点・制限5つ
- Microsoft 365サブスクが必須:Copilotは無料版のExcelでは使えません。月額1,490円(Personal)か、すでにMicrosoft 365を使っているなら追加コスト不要です。
- データはテーブル形式が理想:普通のセル範囲でも動きますが、テーブル(Ctrl+T)に変換しておくとCopilotの認識精度が上がります。
- リアルタイム株価の自動取得はできない:証券口座のデータは手動コピーが必要です。ただし「株価データ型」機能と組み合わせると一部自動化も可能。
- 生成されたグラフの数値は必ず確認:AIが自動集計した数値にまれにミスが出ることがあります。元データと照合を。
- App Skills廃止に伴う機能変更あり:2026年2月以降、一部機能はAgent ModeやCopilot Chatへ移行中。UIが変わることがありますが、グラフ作成の基本機能は引き続き使えます。
よくある質問(Q&A)
Q1. Excel無料版(ブラウザ)でCopilotは使えますか?
無料のExcel for the WebではCopilotは使えません。Microsoft 365(有料サブスク)が必要です。ただし30日間の無料トライアルがあるので、まず試してみるのがおすすめです。
Q2. グラフのデザイン(色・フォント)も変更できますか?
はい、できます。Copilotで生成したグラフは通常のExcelグラフと同じです。生成後に「グラフのデザイン」タブから自由に編集できます。「もっとシンプルなデザインに変えて」とCopilotに追加指示する方法もあります。
Q3. iDeCoとNISAを別シートで管理しています。一緒にグラフ化できますか?
同一ブック(同じExcelファイル)内のシートであれば、Copilotが横断参照できるケースがあります。ただし確実にやるなら、比較したいデータを1つのシートに集約してからCopilotに指示するのが最も安定します。
Q4. Macでも使えますか?
はい、Microsoft 365のMac版ExcelでもCopilotは使えます。操作方法はWindows版とほぼ同じです。
Q5. 月次更新のたびに毎回指示を出す必要がありますか?
テーブル形式でデータを管理していれば、グラフは自動更新されます。毎月データを1行追加するだけで、既存グラフに新しいデータが反映されます。Copilotへの指示は初回グラフ作成時のみでOKです。
まとめ:Copilot×Excelで積立管理が「続く仕組み」に変わる
- Microsoft Copilotに「グラフを作って」と話しかけるだけで、NISA・iDeCoの積立実績が即座に可視化される
- 既存のExcelファイルをそのまま活用できるので、ツール移行なし・学習コストほぼゼロ
- テーブル形式にしておけばデータ追加のたびにグラフが自動更新される「続く仕組み」になる
グラフ化が面倒で更新が止まっていた積立記録が、Copilotを使い始めた途端に「毎月の楽しみ」に変わった──そんな体験ができるはずです。
まずはMicrosoft 365の無料トライアルで試してみましょう。30日あれば「続けられるか」判断できます。

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